開発への取り組み

日本語でのコミュニケーション対応

  • 日本語でお客様との対応ができる技術者が2名、日本語で仕様の理解ができる技術者が3名います。
  • ベトナム在住の当社日本人パートナーもプロジェクト単位(オプション契約)で参加させることができます。
  • 日本語のできない技術者も、すべて英語ができます。現在、社員への日本語教育も行っています。

品質・納期の確保およびリスク管理

  • 品質アップは開発初期段階からとの考えを持っていますので、コーディング前および開発中にしっかりとQ&Aでお客様とやり取りを行い、仕様理解を十分に深めるようにしています。
  • 開発技術者個人の感覚に基づいた進捗報告ではなく、作業内容をできるだけ細かなタスクに分け、それが完了したかどうかによって進捗具合を確認します。
  • 仕様変更による漏れを防ぐため必ず文書の変更履歴を残すようにし、他の参加メンバーと情報を共有する仕組みを作っています。 また、ソースコードの履歴保存システムの利用により、デグレの発生を防いでいます。
  • 開発メンバーとは別にテスト専門チームを組織し、テストケースを事前に準備して品質アップにつなげています。テストケースを作成することにより、仕様理解度を確認することにもつながります。
  • 品質・納期に大きな影響を与えるような問題を早期に発見し、常に先回りして対応計画を立てるようリスク管理をしています。

プログラムの技術だけでなく、業務ロジックまで理解する

  • これまでのアウトソーシング開発では、実装コーディング工程からだけでなく、詳細設計書の作成段階から参加するケースも数多く経験しています。業務ロジックまで理解したうえで開発に取り掛かることで、仕様の誤解による手戻り工数の発生を最小限に抑えることができます。
  • 海外取引のあるベトナム企業向けに、業務分析・要件定義・基本設計・詳細設計・コーディング・運用・メンテナンスまでの一貫したITソリューション提供も行っていますので、コーディングをするうえで業務ロジック理解の重要さをよく理解しています。

日本の商習慣や仕事の進め方に合わせる

  • 当社のCEOが日本留学経験者であることもあり、会社設立当時から日本向けの案件開発を中心に行ってきたことから、日本の仕事の進め方には理解があります。
  • アウトソーシングがうまくいかない要因として、技術的な問題よりもコミュニケーションのほうに問題があると感じます。こんなことぐらい今さら話さなくてもわかっているはずだという「常識」のずれにより誤解が生じたというケースを何度も経験していますので、常に相手の立場を考えパートナーシップを発揮して仕事をすることを心掛けるよう、当社のスタッフに対して教育しています。
  • 開発前にビデオ会議などでお互いの顔を見て紹介するするといった小さなことを行うだけで、「顔の見える関係」を築くことができ、開発中のコミュニケーションがスムーズにできるようになると思います。

日本企業と仕事をした実績・経験が豊富

  • これまで日本企業の開発案件を数多く行ってきましたので(企業実績はこちらから)、品質・納期・コスト面でお客様に満足していただけるよう努力するのはもちろん、「お客様とVNITのスタッフは同じ船に乗っている」という気持で仕事に取り組むことで、長期間に渡る信頼関係を構築することがもっとも重要だと考えています。
  • スタッフへの社員教育に力を入れたり、仕事からの達成感を与えたりすることで離職率を抑え、これまでに蓄積した技術・経験が流失しないような努力をしています。